ここ数日暑いですね〜

上野で開かれてた「井上雄彦最後の漫画展」が今週で終わりだったから見に行こうと思って午後に出かけたら、もうその日の当日券を購入出来る整理券が全部終わってました。生原稿は見たかったけど、前売り買わないと当日の午前中に行かないと当日券がないほどの大盛況だったんですねー 残念


ところで、児童ポルノ法ですが

私は「創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名への呼びかけ」に賛同してます。嘆願署名の市民有志のサイトで署名等呼びかけてますので、ぜひ一考して賛同されて何かアクションを起こしたいと思われたのなら是非よかったら署名してください

創作物に対してはもちろんですが、私は単純所持規制にも反対してます

もちろん未成年をポルノに出演させたりそれを販売したり売春させたりは禁止するべきだとは思いますが、それは現行法ですべて取り締まれるはずです

それとは別に単純所持規制を国会に提出してますが、その内容はあまりにも曖昧です。何が児童ポルノにあたるのか規定せずにとりあえず法案を通してあとで内容を詰めていきますと説明してます

これは白紙の契約書に契約してあとで契約内容を書くといっているようなものです。そんなものにサインして判を押すバカになってはいけません

児童ポルノの基準と言われてるものは
「18歳未満の児童(実際に18歳未満でなくてもそう見えたのなら規制対象です)
たとえばセーラー服などの制服を着ていれば成人でも児童ポルノの対象になります」
「全裸、半裸、水着姿も含めて児童ポルノになります」(たとえば未成年のアイドルの水着写真集も対象にあたります)
「そして本人が子供の頃の裸の写真をブログに上げても児童ポルノに相当するらしいのです」

規制推進派の議員さんは「そういう風な運用はしない。そんな無茶な適用をするわけない」と言ってますが、実際に運用したり適用するのは司法です。警察や検事や裁判官はそんなことは絶対言いません。どうゆう風にも運用出来るようにしたままの方がいいのです

実際、単純所持が禁止されているアメリカではPCのキャッシュに残ったサムネイルの画像だけで逮捕してます。赤ん坊の娘の裸写真をデスクに飾っていたお父さんも逮捕されてます

もちろんこんな法律はその後裁判で不起訴になるでしょうが、児童ポルノ法違反容疑者として実名報道されるでしょう。きっとそこで社会的に抹殺されます

どうやら日本を規則正しい美しい国、理想国家、地上の楽園にしたい人達がいるようです。すぐ近くに地上の楽園と呼称してた偉大なる元首の国家がありますが、そんな国にしたくてたまらない人達のようです。あとは偉大なる教祖様のためにという人もいるんでしょうねー

洋の東西は問わず悪魔は耳障りのいい美しい言葉で入り込んできますよ


こんな無茶な法律通るとは思えないけど、意外とスルッと通ってしまったりするんですよ。そして「規制しろという声は多かったけど、規制反対という人は少なかった」とか言うんです。東京都の条例で成年向けの販売を規制するのが決まった時に都の担当者はそう言ってました


だからといって私は運動を強要されるのは嫌いですし、誰かに強要するのも嫌いです
だけど、これだけはお願いします

是非、このことを考えてみてください。私の問題でもあるしあなたの問題でもあります

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